釧路 野地の石仏

大正時代に建立された「釧路 新西国三十三所観音霊場」をご存知ですか?

令和3年10月17日 山かけ

令和3年10月17日 山かけ

 令和3年10月17日、春採公園で、釧路新西国三十三所霊場を巡礼している方々に出会いました。念願だったので非常に感激しました。

 三十三所霊場を巡礼することを山かけといいます。

 10月17日は、「山かけ」の日であることを知っておりましたので。私自身、数カ所でも回ってみたいと、10時半ころにネーチャーセンター先の第九番にお参りし、時計と反対周りに春採湖を回っていくことにしました。

 友愛の並木道に差し掛かると、第二十九番をお参りしている白装束の方が目に留まりました。早速、後ろに立たせていただました。鈴(れい)を振り、鈴(りん)をたたきながら、声を合わせて御詠歌を歌いお参りされておられました。

 お参りが終わった後、女性の方に「今日は山かけの日ですね。ご苦労様です。」と声をかけさせていただきました。お話を伺うと、今年の春(5月18日だと思います。)は雨で中止しましたが、今日は何とか天気が持ってくれて実施することができました、との話がありました。

 その上「今日、これからご一緒にいかがですか?」と声をかけてくださったのです。私は所用があり無理だったのですが、私のような門外漢でも誘っていただけるということがとてもうれしく、感激しました。

 春採公園には、散策の途中なのか、公園内等の観世音を拝んでいる多くの方がおります。その方々とも今回のお話を共有したくこのページにこの話を書かせていただいた次第です。

 こうした行事は、末永く続けていただきたいものですし、続けていくべきものと思うのは私だけではないと思います。来年の春には、「山かけ」に参加したいと思う人々が多くなることを祈っています。お声をかけて下さったことは、本当に感激させていただきました。ありがとうございました。